【和訳】Choice - NEM Community Fund Proposal

in #test6 years ago (edited)

NEM Community Fund ProposalのChoiceの和訳です。

今後Community Fund Proposalはかなりの量があるのでそれなりの精度でよしとして投稿していきます。これを通してプロジェクトのイメージだけでも掴んで頂ければと思います。推敲とかしてません

ChoiceはNEMベースのペイメントプロトコルで既存のペイメントゲートウェイを代替し、NEMを使用したプロトコルレベルでのダイレクトトランザクション、使用者の行動意識の変化、実態のある社会的影響の形成を目的としています。ChoiceはKiwibankのサポートを受けており、Kiwibankの支援を受けた最初のNEMプロジェクトを目指しています(Kiwibankは政府所有の銀行です)。

要約

支払いの選択は違いを起こす選択です。NEMブロックチェーンを使えば、概念にとらわれない新たな価値の送信プロトコルの作成と、VisaやMastercard等のクレジットカード利用時に発生する支払手数料2% - 6%を大幅に削減し、コンシューマーからマーチャントへの直接的なトランザクションを促す販売インフラストラクチャーを作ることが出来ます。


Choiceは消費者にChoiceの非常に小さな送金手数料をチャリティ、社会的企業、世界中の主義運動等に分配する力を与え、消費者の支払いを意味のあるもの、影響と計測可能な違いをもたらすものとします。
最もエキサイティングは部分は、消費者が知らないうちにブロックチェーンと相互作用し、NEMブロックチェーンへの適用と普及を牽引することになるということです。

ChoiceチームはニュージーランドのリーディングフィンテックアクセレレーターであるKiwibankフィンテックアクセレーター2.0に選ばれ、2018年2月12日から開始されます。

NEMは実態のあるインパクトを形成する先頭に立つことになります。消費者に他の生活習慣の変更を伺うことなく彼らの平均的な行動を変化させるのです。我々はNEM財団との関係や最初のミーティングから協力的であったコミュニティを理由としてNEMを選択しました。

現在の状況を踏まえて我々はこの機会を、実態のある計測可能なインパクトを伴う支払いのグローバルインキュベーター(世界的培養地)としてニュージーランドで利用したいと考えます。
プロポーサルがNEMコミュニティに支持され、実態のあるスケーラブルなアプリケーションでNEMの力と利便性を示すことが推奨されます。世界的なマーケットでのNEMブロックチェーンへの広域な適応を目指します
美点として、これは利用者の習慣を変更するものではなく、単純に利用者の利用体験を向上させ影響をもたらすということです。

ChoiceはKiwibankに支援された最初のNEMプロジェクトです。

Choice + Kiwibank Fintech Acceleratorのベネフィット

  • 2万NZドルの資本
  • ChoiceとNEMにニュージーランドのFinancial Markets Authority (FMA)、the Reserve Bank (RBNZ)、政府(Kiwibankは究極的に100%NZ政府の所有)への協議権

Choiceの問題

Choiceが扱う3つの問題は

  • 支払手数料は過去の遺物となる‐ペイメントプロバイダーは毎年莫大な利益を得ていて多くは海外の収益となる。
  • ミレニアル世代や情報通の消費者は世界にポジティブな変化をもたらしたいと思っている。過去全ての年代を合わせた数より多くのチャリティや社会的企業が始まっている。にも関わらず未だに公民権を奪われたような感覚を持ち、既存のシステムを信頼していない。
  • チャリティや社会的企業への寄付は変化を起こす方法としては無形で透明性がなく、計測不可能な方法であると見られている。

Choiceはトラスとベースの透明性のある価値交換プロトコルで、価値の交換を計測可能にし、影響力のあるものとします。

  • 現状の便利なペイメントプロトコルの問題
    例:Visa Paywave, Mastercard Paypass
  • 少額利用であればクレジットカードネットワークを使用する必要がない
  • 3 - 6%の不必要なトランザクションフィー
  • 小企業ではコストの吸収が難しい
  • 消費者はそのフィーと影響に無関心
  • フィーは海外へ送られる
  • 97%のニュージーランドの会社は中小企業

ミレニアル世代とジェネレーションZ

  • 世界の良い変化の考慮
  • 現在の社会標準から遊離している
  • 目的のある運動への貢献の障壁と透明性の欠如
  • 前世代よりも多くのチャリティと社会企業の開始

チャリティー

  • アテンションエコノミーとのコミュニケーションの奮闘
  • 若い消費者は本物ではなく信頼できないと見る

Choiceのソリューション

  • Kiwibankのインフラとの統合
  • バックエンドアカウントとコンプライアンスサポート
  • NEMアポスティーユ、モザイク、ネームスペースを利用した価値の移転
  • クリプト/フィアットのオン/オフ ランプの作成
  • ユーザーフォーカスなシームレスなブロックチェーン統合
  • 透明性と信頼の心臓部としてのNEMブロックチェーン
  • 目に見える実態のある影響 - 人から人、ビジネスからビジネス、国から国
  • Financial Markets Authority (FMA)とReserve Bank (RBNZ)と連動してニュージーランドの全ての銀行のOCR準拠したネームスペースの作成
  • ニュージーランド全ての銀行はChoiceのサービスを彼らの顧客、マーチャント、消費者とチャリティに提供することができます。

フェーズ1
ブランドデザイン
ウェブディベロプメント
ソリューションアーキテクチャ
プルーフオブコンセプト

パートナーシップと関係の構築;

  • Blockchainlabs.nz テクニカルアドバイス
  • Centrality.ai 加速的なプロトコルローンチのためのパートナーシップ模索
  • Duncan Cotterill ニュージーランドでのブロックチェーンの合法的枠組みのナビゲーション
  • Grant Thornton 会計支援
  • Kiwibank Choiceをフィンテックアクセレレーターとして認めました。

2017年12月に完了

フェーズ2
開発の加速

  • NEMブロックチェーンを使用したプロトコルの開発
  • トランザクションプロトコルの開発
  • ベータテスト

フェーズ3
ニュージーランドでの公開と広域な適応へのガイド

Choiceチームは社会的企業や企業組織の間でイノベーションをマーケットにもたらしたことにより世界的に認知されています。

私たちはミレニアル世代として誰よりも市場を理解しており、Choiceに関心を示すほぼすべてのニュージーランドのトップリテーラーとコネクションを持っています。Choiceは彼らにとっては粗利の中から意義のあるパーセンテージとして利益を得ることがきるようになります。我々にとっては広域な適応を迅速に進めることが出来ます。

フェーズ4
世界的な展開とリテーラーの統合

早く簡単なペイメントのためのオンライン統合を行います。そしてAPIと技術的インフラを作成し南半球の銀行、次に世界の銀行が適応し易いようにします。

Choiceは世界の消費者とリテーラーの支払い方法の選択になるだけでなく、影響と計測可能な違いを作ることになります。Choiceのビジョンは全ての支払に違いを与え富の分配に変化を与えることで、人々によって資金提供された信頼できる次世代のチャリティや社会的企業の作成です。

このコミュニティプロポーサルからのファンドはこれらを具現化することになります。

収益モデル

私たちは次世代の価値の移転のプロトコルを構築しています。それはニュージーランド人の消費者によって保有され管理されビジネスのようです。ニュージーランドは世界のインキュベーターとしてNEMブロックチェーンの利用を広げ、すべての人に利益をもたらします。

Choiceは

マーチャントへの直接の支払い
QRコードをカウンターでスキャンするか、既存のペイメントマシンで作成します。

パーセンテージをトークンでバックします
トークンは通常マーチャントが支払う費用と同等かそれ以下です

社会的運動に実際にファンドします
Choice appを使いトークンをニュージーランド中のチャリティへ送信します。
トラック可能でトレース可能で影響力があります。

マーチャントと消費者に計測可能な影響
マーチャントはトランザクションフィーの節約となり、消費者は通常通り支払いながら寄付を行うことが出来ます。

ビジネスモデル
Choiceは収益を創りだす3つのモデルがあり、XEMの利用も増加させます。

  1. ビジネス to 消費者
  • カメラ付きデバイスからアクセスできるウェブプラットフォーム
  • NEMネームスペース、トラック可能なトランザクションを使ったシームレスなアカウント作成、NEMアポスティーユを利用した影響力
  • 1対1の社会的企業への貢献。トランザクションフィーの50%はあなたの希望の寄付先へ行き、50%は技術の維持費となります。例えば、支払い額の1%の貢献であれば0.5%はChoiceへ行き、0.5%はあなたの希望の寄付先へ行きます。マイルストーン4はモバイルアプリの完成です(Android and iOS)
  1. ビジネス to ビジネス
  • ニュージーランドの主要銀行との関係はクリプト/フィアットのオン・オフ選択を可能にします。
  • フィアット、クリプトの銀行間のシームレスな取引
  • 銀行とビジネスがブロックチェーンを利用していると知らないままNEMブロックチェーンを利用することができる。
  • Eコマース用にシームレスなAPI統合を行う
  • オーストラレーシア(オーストラリア大陸 ニュージーランド北島 ニュージーランド南島 ニューギニア島およびその近海の諸島)の銀行が利用できるようにする。

  1. ビジネス to 政府
  • Kiwibank フィンテックアクセレレーターは2018年2月から規制機関へのアクセスを提供します
  • 外部から働きかけることでニュージーランドでの暗号通貨の法整備を支援することができます
  • 対象となる規制機関は

チーム
割愛

マイルストーン

750,000XEMをプロジェクトの加速と自立した自己資本の社会的企業を2019年までにスタートするためにリクエストします。数多くの実機のある私たちはこのプロジェクトを推進するにあたり安心感をコミュニティに与えるでしょう。超意訳

Milestone 1 (ロードマップ) アーキテクチャ、プロトコルのドキュメンテーション、パートナーシップ
Milestone 2 (開発1) Proof of Concept販売時点情報管理とNEMの統合
Milestone 3 (開発2) アプリ開発 iOS Android
Milestone 4 (ローンチ) 試験的使用
Milestone 5 (適応) 全国展開
Milestone 6 (拡大) 世界的認知と統合

以下略

Takeuchiのコメント
既にKiwiBankからの支援も取り付けていて、特典として政府機関との協議が行えるようです。
多くの大きなマーチャントともコネクションがありローンチ後のスタートダッシュは速いかもしれません。
このプロジェクトは海外に送金されてしまう支払手数料を国内で守りたいという国家的思惑も絡んでいるかもしれませんね。
またニュージーランドは社会貢献が日本より馴染んでいて、支払いと同時に支援が行えるという仕組みはすんなり受け入れられるのでは?と考えています。
XEMがどう活用されるのかはイマイチわかりませんでしたが気になる方はフォーラムで聞いてみて下さい。

ていうか銀行独自のネームスペースの取得って結構アツくないですか?
アポスティーユがペイメントにどう活用されるのかも楽しみです。

Sort:  

和訳うまくいったようで、よかったです。NEMについて、お詳しいのですね。

ありがとうございます。私は和訳しているだけですよ笑