日本と言うと、起伏が激しく季節の差が大きいため、変化に富んだ数々の景色を生み出す。
そんな日本の景色について、登山や旅が趣味の著者が、日本の山を中心に紹介していきたいと思います。
今回は、滋賀県北部 鶏足寺の紅葉を見てきたので、書いていきたいと思います。
以前から、何度となくその名前は聞いていたので、一度は行ってみたいと思っていたのですが中々予定が合わず、今年、予定があったので期待が高まります。
とは言うものの、ここも有名な場所で事前情報ではかなり混むとわかっていたので、現地には6時30分に到着できるように自宅を出発します。
…ただ、ある程度日が昇っていないと紅葉は色が映えないので、あまり早くに行っても意味はないのですが。
というわけで、予定通り駐車場に到着したのですが、ここで困ったことになります。
駐車場までは案内板に従って進めばよかったのですが、車を降りてさてどうするか?
朝早いので、人に聞くわけにもいかなかったですが、幸い、案内板に従って歩いて行くと、神社の鳥居に到着します。
どうも、鶏足寺と言うお寺を中心とした一帯が、紅葉散策路として整備されているようです。
ここはひとまず、上に登ってくと神社があるのでお参りをして、更に上に登っていくと、見晴らしのいい場所に出たところで陽が昇ってきます。
よく見ると、モミジに混じって桜の木があり、花が咲いています。 十月桜と言う四季桜だと途中の案内に書いてありました。
ここから、眼下にみえる田園の方へ降りた向こう側に、目的の鶏足寺はあるようです。
田園を横切り、林を歩いているとモミジに囲まれた石段が現れます。 ここが、鶏足寺の登り口のようです。
ここは、落葉したモミジがじゅうたんのように石畳を覆う写真が有名なようで、石畳の落葉を保護するために一部の区域に入ることができません。
ここで、写真を撮っている人がたくさんいるので、昼間になったらどうなるか、想像できないです。
そこから左側の通路を登り、途中から真ん中の石階段を昇っていきます。
正直言うと、少し時期が遅かったのか、木に残っている紅葉が少ないように思います。
もっとも、少し落葉しているぐらいでも十分に綺麗ですが。
階段を昇るとお堂があり、内部は見ることができませんが帰りは左に道があり、石道寺と鶏足寺への登り口の途中にでます。
この、鶏足寺の登り口から石道寺へ行く道もモミジが連なっているので、鮮やか赤に染まったモミジが目を楽しませてくれました。
以上ですが、今回行った鶏足寺は有名なだけあって見ごたえがありました。
ただ、やはり9時ぐらいから混み始めてきて、写真を撮るのも大変になってくるので、ゆっくり歩くなら早朝がいいかと思いますが、光の加減を考えると混むことも覚悟しないといけないかなと思います。